出窓を取り入れた注文住宅の家づくりのポイント!

出窓を取り入れた注文住宅の家づくりのポイント!


出窓のタイプを選ぶ時のコツ

出窓とひと口に言っても、様々なタイプがあるので、好みや用途に合う種類を選んで家づくりを進めていきましょう。台形出窓は、和室や洋室の両方によく似合う出窓の定番のタイプです。出っ張った窓の形状が台形や角型になっています。弓形出窓のタイプは、半円形のアーチ状に外に張り出ている形状です。デザイン性が高いため、特に洋室にぴったり合うタイプになります。

外に出っ張っている形状が三角形になっているのが三角出窓のタイプで、廊下や階段に設置されることが多いです。暗くなりがちな場所に採光を確保したいという時の設置に向いているでしょう。トップライト出窓は、出窓の側面だけではなく、屋根部分にもガラスを取り入れた窓のことをいいます。出窓の天井部分からも採光を取り入れることができるため、部屋の明るさを十分に確保できます。

結露に注意!出窓をつくる時は北側の部屋は避ける

オシャレな空間を演出できる出窓ですが、注文住宅に出窓を設置するときには注意点もあります。出窓は一般的な窓よりもガラス面が多いことや、外に向かって出っ張りがあるタイプの窓なので、外気の影響を受けやすいです。特に冬は冷気がこもりやすくなるため、朝にはびっしりと結露が付いていることがあります。結露をそのままにしていると、窓際に湿気がたまり、窓ガラスや壁、出窓に飾っている雑貨類などにカビが発生することも。ですから、結露が発生したら、こまめに拭き取り、窓を開けて換気をするようにしましょう。北側の部屋は、一日中日光が入りづらく、冬場は一番結露が発生しやすい方角になります。ですから、北側に出窓を設置するのはできるだけ避けた方がよいでしょう。

予算に合わせて間取りや内装などを決めることができる注文住宅は、理想の家を形作るために設計から建主が関わる建て方です。

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